おがちょのつぶやき日記

トロント日系セブンスデーアドベンチスト教会牧師のブログです。

2006年12月

東方神起という、韓国ではトップスターに入るグループがある。
以前、韓国のテレビで何度か見かけたが、韓国版ジャニーズと
いった感じだろうか。

私自身、あまり興味が無い分野ではあるが、実は、このグループの
ジョンス君が、実は私の所属するキリスト教団の信徒らしい。
彼はボーカルを担当する若者で、大変歌がうまい(当たり前か・・)。

先日、私の通う韓国語学校の先生が、東方神起のスタッフと会議をしたらしい。
早口で聞きそこなった部分はあるが、どうやら、その先生が、
一年に2回ほどしか実家に帰らないジョンス君を密着取材して
プライベートをビデオで取ったようだ。また、2週間後には
メンバーへの直接インタビューもあるという。
「何故、そんな羨ましいことが・・・」と思ったら、色々背景があった。

私の韓国語の先生は、大学院で勉強しながら韓国語を教え、
なおかつ、大きなミュージカルグループの責任者にもなっている
マルチな女性である。そして、ジョンス君と同じ教団の教会員である。

一方、ジョンス君のお母さんは、真面目な教会員で、ジョンス君も
家に帰ったら教会に行くという。なぁ~るほど。ビデオ撮れる訳だ。

人気絶頂の東方神起ではあるが、母親としては心配が尽きないらしい。
「今はよくても、必ず人気の落ちる時が来る。その時が来たら、
大学にも行っていない息子はどうなるのだろうか」と。そうだよねぇ~

先生曰く、
「ジョンス君は歌が上手だから、ソロでもいけるんじゃないかなぁ~」だそうだ。
親は辞めて欲しいと思ってるんだろうなぁ・・・

今気づいたが、同じ教団で、牧師である自分も、お近づきになれるんじゃないだろうか?
ん?なんか、ミーハーになってきたなぁ~。眠いせいかも・・・。

でもこの間、チェ・ジュウが日本に行って、キリスト教会で宣教の働きをしていたから、
ジョンス君も、そのうち日本にイエス・キリストを伝えに行くのかもしれないね。

もしよかったら、そのうち一緒に日本行こうよ。ジョンス君!

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 長女が韓国の幼稚園に入って9ヶ月目に入る。
「もう大分慣れたでしょう?」と言われるが、
実は幼稚園では一言も話していないのだ。

 担任の先生も「アイミの声を聞いた事がない・・」と悲しそうだ。

 以前、娘が幼稚園から帰る時、私に何か耳打ちしたことがあった。
その様子を見ていた先生が「アイミは言葉が話せるの?」と驚いていた。

「もちろん。日本語はペラペラですよ」と言うと、
周りのお母様方も「えっ~!」ってな感じでビックリしていた。
誰も声すら聞いていないからだ。

 娘は幼稚園で、最近よく笑うそうだが、顔だけで、
決して声に出さないらしい。なんと器用な・・・

 しかし、そんな彼女もつい話してしまった(?)ことがあった。
教会に行った時、クラスメートの男の子が階段を踏み外して
転んだのだ。その時に、とっさに「大丈夫?」と日本語で声をかけた。
「んっ?」と怪訝そうな男の子、「今、なんて言ったの?」と
聞き返していた・・・。
 その男の子は、それ以来、娘に話しかけてくれているようだが、
一言も反応しない娘に、「はぁ~・・」とため息をついているそうだ。

 先週、妻が病院に行った際、知り合いの看護婦さんの勧めで、
精神内科の先生に娘の相談をした。様々な原因が考えられるそうだ。
いろんな注意を受けたが、「娘さんの前で喧嘩は厳禁です」と言われた・・・。
「ギクッ!」何回かあったような・・・
 当初、脳に何か異常でもあるのかと心配したりもしたが、
「娘さんは頭がいいですね」と言われ、ひとまず一安心・・・
 しかし、このくらい経っても人前で話さないのは普通ではないらしい。
「ソウル大学の特別な治療を受けてもよいのでは?」と先生。
遊びながら、心のからまった糸を解きほぐしていく治療のようだ。

 家では、日本語も韓国語もペラペラなのだが、外で人に会うと顔がこわばる。
今でも「日本の幼稚園に行きたい・・・」とつぶやく娘。
大人でもホームシックになることがあるのだから、
子供にとって言葉の不自由な外国暮らしは、かなりのストレスだろう。
仕事で来たとはいえ、そんな娘の言葉を聴くたびに、胸がズキンと痛む。

 娘は、イエス様が大好きだ。今、家には車が無いので、
ピンクかイエローの車がどこからか与えられることを祈っているらしい。
「イエス様、まだ車くれないねぇ~」が娘の口ぐせだ。

 きっと来年には、ピンクかイエローの車が、我が家の駐車場にあるだろう。
そしてその頃には、娘もきっと元気にチングー(友達)と話して遊んでいるに違いない。
そう信じたい。 

『神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。』
                  ローマ人への手紙 8章28節

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