おがちょのつぶやき日記

トロント日系セブンスデーアドベンチスト教会牧師のブログです。

2006年04月

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今日は、家族を引き連れて仲間たちと一緒に近くの(歩いていける距離)
韓国オリンピックセンターに行った。韓国のオリンピック級のスケート選手達は
みなここで練習しているらしい。入り口にトリノオリンピックに参加した選手と
メダリストの写真がズラリと貼ってある。入り口の前で、韓国恒例の記念写真をパチリ。
「ほほぅ」といよいよ雰囲気が出てきたところで、団体入場券とスケートレンタルで
5000ウォン(600円弱。個人では7000ウォン-800円弱)を支払い、中に入る。

「げげっ、デカいぃ~!プラス寒い~!」壁に掛けてある温度計を見たら5℃だった・・・
1周500mのオリンピックサイズの巨大リンクを初めて見たのでちょっと感動。
(写真載せようとしたら、カメラの調子がおかしくて今回は断念。残念だぁ・・・)
「ほんの数人しか滑っていないコースで滑れるんかい!」と興奮してたら、
我ら初心者軍団は、「リンクの中にある四角いスペースで滑んなさい」と言われた。
やっぱり・・・
しかし、リンク中の四角いスケート場はバスケコートよりもデカく、
しかも貸切状態なので楽々滑れたのであった。

3歳の娘は、今日がスケート初体験。「パパ、こわいょぉ~」と叫んでいたが、
スタッフの若い兄ちゃんが、娘のところにきて、「こわくないよぉ~、一緒に滑ろう」
みたいなことを言って(多分そうだと思う・・・)、娘を前に立たせて滑り出してしまった。
スタッフの兄ちゃんは結構上手く(当たり前か)ムチャクチャ速く滑って、マジって
いうぐらいコーナーワークをフルに使い、縦横無尽に滑りまくっていた。
わが娘は、さぞ恐怖に慄いているだろう・・・と心配したが、当の娘はと言うと、
満面の笑みで「キャッキャ」と喜んでいた・・・

初心者軍団が、手すり磨きをし、体のあちこちに青あざをこしらえているうちに
あっという間に2時間くらいが経ち、一同寒くなってアウト。
外に出て「あたたけぇ、生き返ったぁ」と思ったら、
突然娘が座り込み、「イヤ・・・」とつぶやく。
「あっ、ヤバイ!」と思った瞬間、「帰りたくないっ~!!」の絶叫が始まり、
泣きながら、ダダッと逃げ始めた。

よほど楽しかったんだろうなぁ。韓国来てからストレスたまっているだろうなぁ、と
理解しつつも、うんざりしながら、暴れまくり絶叫しまくりの娘を抱っこして帰途についた。
帰ったら速攻、子供を遊ばせておいて夫婦2人は暴睡してしまった。2人とも10年ぶりの
スケーティングであった・・・。

今回行った、オリンピックスポーツセンターでは、時間を調べて空いていれば、
誰でも800円くらいの入場料とスキー靴レンタル料を支払って、何時間でも滑り放題だ。
なんとも歩いていける距離でこの場所に行けるはラッキーだった。
おそらくこれからも、ちょくちょくお世話になることだろう。
夫婦2人で、「1年後にはかっこよく滑ろうね」とニンマリしながら、
「ローラーブレードも欲しいねぇ」と話しつつ、一日を終えたのであった。

みなさんも、近くに来た時には滑りまくりましょうね。

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韓国に来て1ヶ月になるが、夫婦で心を痛めているのは3歳の娘のことだ。

今、大学のキャンパスに住んでいるので、キャンパス内の幼稚園に入れることになったが、
日本の幼稚園とは勝手が違う。結構適当なところがあり、しかも言葉が通じない。
最初の頃は、トイレも行きたい時に言えなくて、おもらし、うんちが度重なった。
それよりも、大変だったのはキャンパス内を横切って幼稚園に行くのだが、
「おうちに帰るぅ~!!」と泣き叫ぶ娘を抱っこしながら妻と歩く道のりだった。
絶叫している娘を見るキャンパスの人々は日本語で叫ぶ娘を見ながら
「大変だねぇ~」の視線。ホント大変なんだなぁ、これが・・・。
おかげで、クラスに出るのがいつも遅れる。

ある時には、泣きながら幼稚園を脱走したことが数回・・・。
幼稚園の先生もお手上げなのか、いつぞやは、妻が昼食時にのぞきに行ったら、
みんなは座って食べているのに、娘は、真ん中で立ちっぱなしで泣いていたとか。
言葉が充分でないので先生とのコミュニケーションも難しいんだよね。
唯一、英語が流暢に使える園長も大学の講義があるらしく、
いつもいるわけではないらしい。

一応、教育の現場に3年いたが、人の子は面倒見ても、
自分の子は面倒見れない、典型的なダメ親父というとこかな~

うちの奥さんは、沖縄出身だから結構「てえげえ」(適当!)なところがあって
どこ行っても、生活適応能力は高いと思うけど、これには正直まいった。
朝、一緒にお祈りして(一応、クリスチャンなので)「今日は、無事に行けますように!」
なんて、真剣に祈ったりなんかする。そんでもって、「今日は1人でご飯食べれた」
なんて娘から聞くと、目に涙浮かべるくらい本当に嬉しかったりする。

下の1歳の息子は、韓国女性のベビーシッターに任せているが、こちらは
1週間で慣れ、「パパ」「ママ」が「アッパー」「オンマー」になったりする。
こちらはこちらで、日本語大丈夫かぁ~との心配の種もつきない。

でも、今日も生き残れたなぁ。日本からの荷物も数日前に届き、ようやく
落ち着けるかなぁと、淡い期待をしていたりする。

「あぁ~、親業って大変なのね~!」と、自分の親も通って来たであろう苦労を
想い、感謝するのであった。

親業奮闘中のみなさま、がんばりましょうねぇ~!
ファイティング!(韓国チックに!)

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うちの学内アパートのそばに、小高い丘がある。
通称「祈りの丘」だ。

この大学が開学して100年になるらしいが、その昔、宣教師と韓国の信仰熱心な教会員ら
3人が集まって祈った場所らしい。ここが主の御心を現し、実現できる大学となるように
彼らは、熱心に祈ったそうだ。

もともとは貴族の庭園だったようだが、祈りによってこの大きな敷地を不思議な方法で
神は与えられたという。現在は、幼稚園から、小、中、高、大学、大学院まである。
施設も立派で、3000人収容の大ホールや、放送スタジオなどは、KBSも使いに来るとか。

その「祈りの丘」には、いつも多くの学生や教職員が祈りに来ている。
特に週末は多いようだが、平日でも、学生たちがその丘を登っていく姿が見える。
この間、朝4時半に目が覚めて、肌寒い中を防寒ジャケットを着て登っていったら、
丘の上にある大きな十字架の前で、女性が泣きながら祈っていた。

丘の頂上にはスペースがあり、長椅子もあるので、ちょっと離れて祈ったが、
彼女の祈りがあまりにも切実で(韓国語だからよくわからないが・・・)
ハンナの祈りのようだった。(注:旧約聖書サムエル記上1,2章に出てくる女性。
預言者サムエルの母。子供ができなくて悩んでいた)
彼女のあまりにも深い祈りと涙は、神との交わりの親密さを表しており、
そこにいることがいけないように感じたので、結局その丘を下り、まだ薄暗いキャンパス内を
歩きながら祈った。

あれから、何度か「祈りの丘」に行くが、いつ行ってもだいたい誰かに会う。
日本では祈祷会にさえ、人が来ることが少ない。
ここに日本と韓国の差を感じた。根本的な姿勢が違うのか・・・。

そして、いろんな批判はあれど、今の韓国がキリスト教国の理由がそこにあった。
やはり韓国は祈りの教会だった。

うちの大学のキャンパスにレストランというか、学食が4箇所ある。

1つ目は、寮に住んでいる学生のためだ。確か、男子寮、神学部寮、女子寮の中間にある。
外部の人でも2500ウォン(290円くらい)のチケットを販売機で買えば、いつでも食べれる。
自分の学内のアパートに近いので、引越し当時はよくお世話になった。
内容は、ごはんものがメイン。セルフサービスで、おかずや、ごはんにかけるものを
次から次へと取っていく。汁物、時たまデザート付き。お世辞にも豪勢とは言えないが、
比較的、韓国の一般の家庭料理に近いんじゃないかと思う。キムチはだいたい必ずある。
そして、お代わり自由だ!

2つ目、教職員用の6階建てビルのてっぺんにある見晴らしの良いところで食べる所がある。
内容は、ずいぶん豪華になり、知り合いの教授方とお食事をする時には、
たまにご馳走になったりする。いつも行きたい所ではある。

3つ目、一番大きい場所で、「Restaurant」と英語で書かれた。食堂だ。
一応、なんでもありそうだ。メニューを全部制覇してはいないが、なかなかに旨い。
冷麺、ピビンパ(石焼も)、韓国うどん、ラーメン、ジャジャーメン、他多数がある。
カウンターには、キンパップ(韓国の巻き寿司、キムチキンパップがオススメ)や、
サンドイッチ、ハンバーガーなどのおなじみなものが並んでいたりする。
朝から晩まで、学生でごった返している、にぎやかな場所だ。

4つ目が最近、妻も共々にハマっているこじんまりした食堂だ。
そこは確か、インフォメーションセンターと教授たちのオフィスかなんかの地下にある。
自分たちは、昼食の時間帯がクラスの関係で1時すぎになるので、あまり混まないからいい。
そしてボリュームが一番ある。最初の2箇所がお代わり自由だから一番量的には多いが、
こちらは、味が一番いいように思う。

ピビンパを注文すると、具が下にあって、ご飯がドンと上に乗っかって下が見えない・・・
最初は目が点になったが、すぐ慣れた。ヨイショ、ヨイショとかき混ぜて食べる。
お代わり自由のタクアン(韓国の食堂だとどこでも同じらしい)を山盛り持ってきて、
食べる。ご飯が欲しい場合は、もちろんどんだけでもO.K!
料金は僅か2000ウォン! あぁ、220円ほどでこのどんぶりとは・・・(涙)
いつもお腹にも懐にも優しい地下食堂だ。

来週は、韓国在住の友人と韓国の方々を交えて食事に行く予定だ。
未知なる韓国の味覚を想い、胸は高鳴る・・・
(最近、食事でストレスを発散しているような・・・)

遊びに来たら、ご飯おごるよ。

大学のキャンパスに住んでいるせいか、夜ぶらりと歩くと、
若い学生のカップルが、ちらほらと手をつないで歩いていたりする。
自分の昔を懐かしく思ったりするのだが、先日、韓国での若いカップルの
厳しい現実を聞くことがあった。

韓国では同じ姓の人は、結婚できないらしい・・・
例えば、金と金、李と李、あるいは朴と朴は結婚できないし、
婚姻届を受理してもらえないとか。ただし、本貫(先祖の生まれた土地)が
違えば結婚できるということだ。なんとも不憫な話ではある。
「でも、同じ姓とはいっても、そんなにめったにいないんじゃないの?」と
聞こえてきそうである。

しかし、韓国では「姓」の種類が日本と違って極端に少ない。
日本には、何千、何万?「姓」があるか知らないが、
韓国人の「姓」は、僅か三十数個しかないらしい。
金・李・朴で、韓国人全体の半分近くいってしまうのだから、
当人たちには非常に深刻な問題である。
そんな状況だから、同姓の初対面の男女は、
まずお互いの本貫を聞くそうである。それで同じ土地だった場合、
感情はあっという間に兄・妹のようになるとか・・・

キャンパスの仲睦まじい若いカップルを見ながら、
「彼らにも、そんな苦労があるんだろうなぁ~」と考えるのである。
「ロミオとジュリエット」みたいな情熱を持って、壁を乗り越えて行って、
なんとか想いを成就して欲しいと思うのであるが、やはりなかなか難しいのだろう。
韓流ドラマがあれほどロマンチックで切ないのは、
こういうバックグランドも理由にあるのだろうかと思ってしまうのである。

最近のニュースを見ながら、文化も歴史も兄弟のように
近い国である日本と韓国の間は、ぜひ今の障壁を乗り越えて、
仲睦まじくいて欲しいと思うのであった。

ん・・・? そういえば、「ロミオとジュリエット」は、
想いを成就できなかったんだっけ?
あれっ?エンディングが切なかったような気が・・・

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