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『24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」24:4 イエスはお答えになった。「人に惑わされないように気をつけなさい。24:5 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。24:6 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。24:7 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。24:8 しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。」』マタイによる福音書24:3-8


 昨日の日本での大地震は、日本中の人々に大きな衝撃と、犠牲を強いるものでした。
そして私たちも心に深い悲しみと不安を受けました。今も多くの人々が家に帰れず、
食料や水にもことかき、寒さの中で震えています。また、日本だけでなく、世界中にも
別な意味でショックを与えました。これだけ発展した日本が、また世界最先端の地震対策を
誇っている日本が、これほどの被害に見舞われると言うことは、大きな驚きだったのでは
ないでしょうか。また日本を含め、近年世界で多発している大地震を見ながら、
世界中の人々の心の中に「終末」という言葉が浮かんだのではないかと思います。

 私も昨晩、インターネットで刻々と被害の状況が明らかになる祖国日本の状況を、
胸が引き裂かれる思いで見ておりました。宮城県仙台市は、つい数週間前に日本で
食事を共にした尊敬する牧師の教会があり、多くの友人も住んでいます。インター
ネットでは、その同じ地区の写真がありました。その教会の地区は火の海になって
いました。彼らの安否が本当に気になります。
 他にも、福島の教会の牧師とも楽しく話していましたが、仙台と同じく、連絡不
通で、どういう状態か全くわかりません。

 「終末」という言葉で思い出すものがあります。それは1972年、有名なローマクラブの
「成長の限界」というレポートが発表されたことです。この報告の中で、「世界の
人口増加や工業化、汚染、食糧生産の増加、資源の消費がこのまま続くと、今後100年
以内に成長は限界に達し、人口と工業生産が突然減少し始めて、人間のコントロールが
効かなくなるであろう」と主張されていました。それは、当時の経済成長に酔いしれて
いた世界の人々にとって、実にショッキングなレポートでした。そしてそれを証明するか
のように、その直後、1973年、世界は石油ショックの危機に見舞われました。

 現在では、ローマクラブの警告の真実性を疑う人はいません。砂漠化する地球、
深刻な食糧危機、飢餓問題、地球全体に広がる大気汚染、地球温暖化現象、爆発する
人口増加などの課題が次から次へと出てきて、待ったなしの状態になっています。

 ハワイの博物館に、「人類の墓」というものがあります。その墓にはこう書かれています。
「この種族は、自らの作り出した廃棄物と有害物と人口増加のために、2030年に絶滅した」
と書かれています。

「今回の地震は、私たちが自ら招いたものではないではないか」とおっしゃるでしょう。
そうです。これは私たちの生活から起こったことではないでしょう。しかし、聖書には
このことが前もって何度も警告されていました。

それが、さきほど聖書朗読でお読みした箇所です。その後でイエス様はこう警告されました。


『24:16 そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。24:17 屋上にいる者は、家にある物を取り出そうとして下に降りてはならない。24:18 畑にいる者は、上着を取りに帰ってはならない。24:19 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。24:20 逃げるのが冬や安息日にならないように、祈りなさい。24:21 そのときには、世界の初めから今までなく、今後も決してないほどの大きな苦難が来るからである。24:22 神がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、神は選ばれた人たちのために、その期間を縮めてくださるであろう。』マタイ24:16-22

この言葉は、イエス様はエルサレムが滅ぼされる時と、終わりの時代にイエス様が
返ってこられるときのこと、2つの時代を表していると言われています。今回の
日本での大地震の際、大きな津波が被害を甚大なものとしました。まさしく、
このイエス様の言葉に当てはまるように思います。津波が来ると聞いても、
時間がなく高台に逃れられなかった人は、津波の犠牲になってしまいました。

また次の言葉も、考えさせられます。


『24:36 「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである。24:37 人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。24:38 洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。24:39 そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである。24:40 そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。24:41 二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。24:42 だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。24:43 このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。24:44 だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」』マタイ24:36-44

 ノアのことを皆さんは聞いたことがあるでしょう。神様はノアに箱舟を造る
ように命令されました。

 その頃、地球上では雨は降ったことはなく、洪水になるなどとは誰も考えて
いませんでした。そのようなときに、箱舟を造れと言われたら、私たちはノア
のように神様の命令に従えるでしょうか。

 箱舟は150メートルもあります。しかもノアは大工ではなく農夫だったのです。
他の人々は、この世の中のことに熱中していました。家を建て、色々な仕事を
して、商売をして、おいしいものを食べたり飲んだり、お金儲けをして、
楽な、幸せな生活を一生懸命追い求めていました。そんな中でノアは神様の命令
どおり、箱舟を造っていました。自分の人生と全財産をつぎ込んで、舟を造り、
家族と共にそこに入りました。

 雨なども降ったこともない時に、洪水になるという神様の言葉を聞いてそうした
のでした。世間の人がノアを見て笑っていたことは、簡単に想像できます。

 しかし、ノアが箱舟に入って戸を閉めたら、ポツンと雨が降ってきてそれから
降り続きました。彼は洪水が来るという神様の言葉をそのまま信じ、その準備の
ために箱舟に入りました。

 私たちクリスチャンは、昔からこのような日が来ると聖書から知り、多くの人に
伝えてきました。しかし、多くの人々はその言葉に耳を傾けることなく、
今を生きることに集中してきました。

 私たちはどうでしょうか?どのように生きているでしょうか。ノアのように
神様に従っているでしょうか?

 もちろん、今は箱舟を造る必要がありません。それはイエス様が箱舟をすでに
造ってくださったからです。その中に入れば大丈夫なのです。それが私たちの
信仰であり、終末信仰なのです。(くれぐれも週末信仰にならないように・・・)


『24:19 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。24:20 逃げるのが冬や安息日にならないように、祈りなさい。24:21 そのときには、世界の初めから今までなく、今後も決してないほどの大きな苦難が来るからである。24:22 神がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、神は選ばれた人たちのために、その期間を縮めてくださるであろう。』マタイ24:19-22

 今回、宮城ではまだ雪が降っており、安息日になっています。少しでも早い、
被災者の方々の救出と普段の生活が戻るようお祈りしたいと思います。

 パウロはこう言いました。

『更に、あなたがたは今がどんな時であるかを知っています。あなたがたが眠りから覚めるべき時が既に来ています。今や、わたしたちが信仰に入ったころよりも、救いは近づいているからです。』
ローマ人への手紙13:11

 私たちは、目を覚ますときに来ています。今までの自分の経験や常識を
信じて歩むには限界が来ています。私たちの想像を超えることが起こって
いくからです。今回の地震の力は、日本の専門家たちが想定していた地震
の90倍の威力があったそうです。また、NZで起こった地震の180倍も
あったということです。

 また、日本で起こった地震の中では、1000年に1度の大地震だと専門家が
言っていました。私たちの想像を遥かに超えていることがわかると思います。

 しかし、聖書には世の終わりがあること、このような地震が必ず起こる
ことが、2000年も前にイエス様によって預言されていました。私たちは
今こそ目を覚まして、ノアのように忠実に神の言葉、聖書の言葉に従う
ときではないでしょうか。イエス様は、これが苦しみの始まりに過ぎない
といわれました。それを実証するかのように、昨晩、長野と新潟で震度6の
地震がありました。これからまだまだ続くのではないかと思います。

 今、日本の人々のためにお祈りすると同時に、私たちは自分の歩む道を
振り返り、またまだ神様を知らない人たちのために、聖書が記している事実、
世の終わりのあること、そしてその先にある、イエス様の再臨があることを
伝えていく必要があるのではないでしょうか。

 聖書の一番最初は、『初めに神が天と地を創造された』で始まり、聖書の
最後は、『以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに
来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。主イエスの恵みが、すべて
の者と共にあるように。』で締めくくられています。

 この世界は、神様によって創られ、イエス様が再び帰ってこられて、
私たちを天に迎えて下さることによって終わるとハッキリと書いてあります。
その時、死に別れた愛する人々との再会があり、私たちは一切の苦しみ、
悲しみ、涙から解放されて、永遠の命を受けるのです。

 どうぞ、新しい一週間を神の言葉をそのまま受け入れ、主と共に歩む
一週間でありますよう、そして日本の人々が、この未曾有の災害から一刻も早く
助けだされること切に祈るときでありたいと思います。