8月6日月曜日に1年4ヶ月ぶりに帰国。
大阪経由―那覇行きのJALに乗ったが、関西空港で時間があったので
あちこち空港内を歩いてきた。

第一印象は「やはり日本はいいなぁ~」だ。
韓国に比べてコンビニの品数の多さに感動しながら、
日本のレジの接客態度に心地よさを感じる。
コンビニを例に出すのはどうかとも思うが、つまりそれほどいいという意味だ。
どこへ行っても何もかもが気持ちよく感じた。
かゆいところに手が届くというのはこういう感じだろう。
海外での不便さが微塵も感じられない。

日本を出て初めて日本のよさが分かるというが、
私が20代の時6年ほど海外生活をしたが、特別に感じることはなかった。
やはり少し年をとらないと分からないのだろうか。
ソウルで働いている同僚の女性が2人いるが、
2ヵ月ごとの学期間の短い休みに日本に帰っている。
今までは何故そんなに帰りたいのか理解できなかったが、
久しぶりに日本へ帰って少し分かったような気がする。

那覇空港には夕方到着。1週間ほどの予定でレンタカーを借りて、
沖縄市にある妻の実家へ向かった。
妻は3人目を産んだばかりなので、
先ずは病院へ行くことにした。
この病院は産科では結構有名で、
近くに住んでいる人たちは皆ここで産みたがるとか。
何人もの子供が毎日産まれているらしい。
人気の優しい医者さんがおり、出産費も安く、融通が利くとか。
子供が産まれると「こんにちは~赤ちゃん~♪」
という歌が病院内で流れていたのが印象的だった。

妻とは1ヶ月ぶりの再会だ。感動の対面(?)を終えた後、
赤ちゃんが逆子で最後までひっくり返る事なく
今回は帝王切開になった話を聞かされた。
けっこう衝撃的だったのだ。

予定よりもだいぶ早く陣痛が来て、
夜更けの急な手術になったらしい。
しかも早く産まれた割に子供が大きかったようだ。
また、麻酔があまり効かないうちに手術がはじまり
「手術中、地獄の苦しみを味わった」と何度も聞かされた。

看護婦さんが「もう少ししたら麻酔が効き始めますから、そしたら手術を始めますね~」と
沖縄なまりで優しく語りかけているその最中に、主治医がメスを入れたそうだ。
「もう、切ってますけど・・」とあわてて言っても後の祭り。
あまりの痛さに頭が朦朧とたとか。

「イタイ、イタイ!」と訴えたそうで、局部麻酔だろうが追加で麻酔をしてもらったようだ。
だが痛みがほとんど変らず、手術が終わってすぐに足が自由に動いたらしい。
妻は術後しばらくしてからお医者さんに「麻酔が効かない体質の人がごくたまにいるからねぇ」と
言われた。数日後、親戚の人で似た状況の中で帝王切開をした人と話したが、
同じような痛みを体験したそうな。案外どこの病院でもそんなことがあるようだ。

その後、病院から詳しい理由を聞かせてもらった。
やはりすぐに手術しないと危なかった。
逆子で足が下を向いていて、そのままでは産めず危険だったのと、
逆子の状態が長く、頭の上部が平らになっていたため、結局は産道を通らなかったのでは、と
まぁ、でも母子共々無事でよかった。
妻は体力があるせいか、術後の回復が驚くほど早いようだ。
この病院でうちの子供が3人お世話になった。実は妻もここで産まれたのだ。
親子で縁がある病院だと思いながら、暑い沖縄の夜、
レンタカーを駆って子供達が待つ家内の実家に向かった。