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うちの学内アパートのそばに、小高い丘がある。
通称「祈りの丘」だ。

この大学が開学して100年になるらしいが、その昔、宣教師と韓国の信仰熱心な教会員ら
3人が集まって祈った場所らしい。ここが主の御心を現し、実現できる大学となるように
彼らは、熱心に祈ったそうだ。

もともとは貴族の庭園だったようだが、祈りによってこの大きな敷地を不思議な方法で
神は与えられたという。現在は、幼稚園から、小、中、高、大学、大学院まである。
施設も立派で、3000人収容の大ホールや、放送スタジオなどは、KBSも使いに来るとか。

その「祈りの丘」には、いつも多くの学生や教職員が祈りに来ている。
特に週末は多いようだが、平日でも、学生たちがその丘を登っていく姿が見える。
この間、朝4時半に目が覚めて、肌寒い中を防寒ジャケットを着て登っていったら、
丘の上にある大きな十字架の前で、女性が泣きながら祈っていた。

丘の頂上にはスペースがあり、長椅子もあるので、ちょっと離れて祈ったが、
彼女の祈りがあまりにも切実で(韓国語だからよくわからないが・・・)
ハンナの祈りのようだった。(注:旧約聖書サムエル記上1,2章に出てくる女性。
預言者サムエルの母。子供ができなくて悩んでいた)
彼女のあまりにも深い祈りと涙は、神との交わりの親密さを表しており、
そこにいることがいけないように感じたので、結局その丘を下り、まだ薄暗いキャンパス内を
歩きながら祈った。

あれから、何度か「祈りの丘」に行くが、いつ行ってもだいたい誰かに会う。
日本では祈祷会にさえ、人が来ることが少ない。
ここに日本と韓国の差を感じた。根本的な姿勢が違うのか・・・。

そして、いろんな批判はあれど、今の韓国がキリスト教国の理由がそこにあった。
やはり韓国は祈りの教会だった。